ヨガ哲学:Santosha …足るを知る(サントーシャ)

巷にあふれかえっている物、物、物。
今あるものじゃ物足りない。
あの時気に入って買ったけど、すぐに気に入らなくなった。
もう要らない。これは小さすぎるから、大きすぎるから着れない。
こんな物じゃだめだ…などなど…
物に対する不満を持ち続けてませんか?
今持っているものに感謝して、
「これは少し小さいけれど、こういう風に着たらちょうどいいわ」
「これは少し汚れてしまったけど、デザインが好きだから家で着よう」
いつも、私の心を満足させてくれてありがとう。
あなた(物)のおかげで私は幸せで楽しい気持ちだよ。
そんな物に対する満足、いつも感謝の気持ちを持っていたいですね。
物だけじゃなく、行動も同じ。
こんなことくらいしてくれて当然、
という奢りをもっていませんか?
「私がこれだけのことをしてるのに、この人はこのくらいしかやってくれない」
不満、不満、不満だ!!って不満を爆発させていませんか?
どんな小さなことにも感謝をすれば、
この「このくらいしてくれて当然だ」という不満は出てこないはずよね?
人に対する満足の気持ち、感謝の気持ち…。
それから、不満もないけど感謝もないケース。
自分がここに生きていることは当然。
不満もないけど特に誰に感謝というのもないな、っていう考え。
それはダメだよね。生きていることに感謝をして、
ああ、ここに手があるなあ。
ここに足があるなあ。
美味しい食べ物を食べられる口があるなあ。
そのことに、感謝してみましょう。
普通なら気づかない部分に満足して感謝をすること…。
こうして、いろいろなものや事柄に感謝の言葉を述べて心から満足しているうちに、
私たちの心はもっと満足してくる。
何事も感謝から。
不満からは何も生まれない…ですね。

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