寂しい？それとも孤独？ - ヨガスートラ2.25から思ったこと
こんな人、周りにいないでしょうか？それとも、あなた自身がそうかも？
「寂しがり屋だから、人と一緒にいたい。でも、騒いだあと一人で家に帰ると、
急にポツンと一人ぼっちになった気がして寂しくてしかたがない」
「一人でいると不安で寂しくてしかたがない」
「大勢の人の中にいても、それでも何だか一人なんじゃないかと、寂しい気持ちがする」
あるある～。そう思ったでしょうか？
多分、何処に居ても何してても、心の隙間に風が吹いたとき寂しくなってしまうんでしょうね。
一人だと思って寂しくなることと、孤独なことは、全く別なんですよ。
と、ヨガの哲学では言われています（「現代人のヨガスートラ」より）。
いくら心の隙間を埋めようとして人と一緒につるんでも、ワイワイ楽しくやったとしても、
沢山の買い物をしたとしても、飲んで食べて心を潤わせたつもりでも、自分の中に「何か」を見いだせなければ結果はずっと同じ。
寂しいままなんです。
友達、仲間、家族たちを、自分の心の寂しさや隙間を埋めるために「利用」するのではなく、
「自分と同じ人間なんだ」
「自分と同じような細胞でできてるんだ」
「細胞をさらに細かくした分子、原子、中性子はみんな一緒なんだ」
そういう視線でちょっと見てみると、
「みんな同じだね」
と気づくことができて、
一人でいる時も、遠くにいるみんなと同じ空間を共有しているんだなーって気持ちになって、
なんだか、そうすると、寂しくない。
そもそも、そういう気持ちにならなくても、自分の内側に大きな存在を見出して、
その大きな存在に暖かく包まれていれば、寂しさは感じないのかも。
そう思います。
寂しさを感じていた、昔。
あの時はおかしな行動をとることが多かった。
今考えると、人恋しさにとった行動だったんだな～。
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