ヨガの効果⑫ 「芸術的才能の開花」

こんにちは、

Yunaです☆

 

今日は、、、

お届けしてきました、

「ヨガの効果」のお話の最終回、第12回目

「芸術的才能の開花」

をお届けしまーす♪

 

特に注目すべきは…

インスピレーションがキーポイントとなる、

芸術家

の方々でありますが、

 

スポーツ選手から職場の宴会の幹事さん、

子供のお遊戯会を企画する保育園の先生まで、

とっても有効なんじゃないかな?

と思います♪

 

ヨガのポーズと、通常のストレッチ。

一番大きな違いは、

「意識」。

 

例えば、単純に

「手を頭の上に伸ばしましょう~。」

というのがストレッチ、

「手を頭の上にあげる過程で、

手の動きをよく観察しながら、体の中の筋肉やら沢山の細胞が、

どんな風に動いていくのかを、じっくり観察する」

のがヨガ。

というような違いです。

 

なぜ、このような意識が必要かというと、

「イメージ」をすることによって、

人間の体はかなり変化するからなんですネ。

 

たとえば、「梅干し」を頭の中に思い描くと…。

すっぱい感じがして、つばがでます。

 

私が役者をしていた時期、

よく私たち仲間が「ここが“原点“だよね」

とお互いに言っていた

「メソッド演技」

というものがあります。

これはどういうものか。簡単にまとめて言うと、

五感をフルに研ぎ澄ませて、

その場に居ることを現実化します。

そのトレーニングをすることによって、

たとえば、

実際は寒くないけれど、

本当に寒く感じている演技ができるようになる・・・

というよりは、

「本当に寒く感じる」ことができるのです!

 

梅干しは、味覚の再現として

多くの人が簡単にできる例ですね♪

 

スポーツ選手が、イメージトレーニングによって

大きな成果をあげている例を聞いたことのある人は、

沢山いると思います。

 

私がこれまでクラスを行ってきた中から、

そして、自分自身の体の変化の検証結果(?)から、

なんとなく

「イメージを明確に持てば持つほど、ポーズが行いやすくなる」

と思っていました。

 

今人気の「引き寄せの法則」なんかも、

ポジティブイメージで良いものを引き寄せる、

ということを言ってますよネ。

 

多くの人が

「イメージが状況を変えることができる」

と気づいているわけです。

 

ヨガの瞑想では、「イメージ」を使うものも多くあります。

たとえば、心に「痛み」を感じているとき、

「マインドフルネス」という瞑想の中で、

その痛みをイメージし、

体から離していくようなイメージをもっていく、

なんていう事もできます。

 

それを続けることによって、

その痛みが本当に心から離れていったりします。

 

「私はイメージするの苦手だから・・・」

という人でも、

こういったものは、お箸を持つのと同じで、

トレーニングで必ず変化してきます☆

 

「できない」

と思っているなら、まずはその、

「できない」イメージを

「できる」イメージに変えていきましょう。

 

たとえば…

「こんなに前屈できる訳がない」

と思っているなら、

まずは、自分の体が前屈して

クニャクニャになっているイメージを持ってみます。

しかも、気持ちよく。

あとは、正しい前屈の仕方の指導をインストラクターにしてもらい、

自分の心が「ここまでしか前屈できない」

というイメージに制限されている部分を、取っ払います。

 

「できない」

というイメージが、壁を作っている・・・という事を理解します。

 

イメージする力をつけていくことで、

自然とそれが、芸術的な感覚を磨いていく事に繋がってくると、

私は思っています。

 

「演技」に関しては、モロにそれが出ると思います。

音楽はどうでしょう?

同じく、何もイメージしないで歌うのと、

たとえばとても気持ちのよい大自然の中のような曲、

大自然をイメージして歌うのとは、

全然違いますよね。

人の気持ちを歌うことに関しても。

スポーツに関してはもう、みんな分かっているでしょう。

ダンス。これも、イメージが重要ですよね?

 

ただ単に、「イメトレしよう」って、

椅子に座って目をつぶるだけでもいいですが、

ヨガをそのイメトレの練習に取り入れてみると、

もっと面白い相乗効果があらわれてくるかもしれません。

 

全12回にわたってお届けしてきた、「ヨガの効果」のお話。

前半は、体や心への良い効果、

後半は、「へぇ!こんな効果まであるんだ?!」というような効果

をお話してきました。

 

ただ、どんなスポーツにしても、どんな勉強にしても、

一朝一夕で効果が出るようなものはありません。

 

一回でものすごい効果があっても、

やはり時間がたてば元にもどってしまう。

だから、継続が必要なのです。

 

時間がたてば元に戻ってしまうところを、

たとえば週に一回、一年間継続すれば、

完全に元に戻ってしまう前に「修復」することができ、

更に「次のステージ」に進む事ができます。

 

ですから、

せっかくヨガを始めたのなら、

そんなに頑張らなくてもいいので、

是非、細く長く続けてほしいなー・・・と思います。

 

これから始めようかな

と思っているあなたも、

はじめから

「じゃあ、週に3回ヨガをしよう」「毎日やろう」

と決断するのではなく、

まずは週に1度からはじめてみてほしいなー、と思います。

 

※写真は、ロンドンの Kew Garden での一角。

ほのぼの~。

旅行も、とても良いインスピレーションの開発方法になりますよね♪

ロンドン キューガーデン
ロンドン キューガーデン