あれがほしい、これがほしい。物欲には限りがないけれど、
どれもこれも手に入ったとして、あなたは幸せですか？
ものにばかり執着して、今もっているもの、今ある状況に感謝できず、
次々と物ばかりあふれていって、それで、幸せですか？
もちろん、物は壊れてしまったり、なくなってしまったり、洋服ならどんどん古くなっていって
あまり人が見て気持ちのいいものではなくなったり、
そういうときは買ったほうがいいけれど。
あるとき、物への執着を捨てたとき、
「あぁ、そうか、物への執着ってこういうことだったんだ」
って気づきました。
でも、そんな中でも「あー、これカワイイなあ。ほしいなー」と思うこともあるけれど。
そのとき、「これは物欲」と思って、
「じゃあ、これは必要なのかな？」
って考えてみて、それでも欲しかったら買ってみるのはどうでしょう？
何もかも、全て捨てる必要は全くありませんし、意味がないこと。
ヨガ哲学では、現実世界を捨てる必要はない、といっているのです。
それも、ヨガが実生活に密接につながっていることの証。
ヨガとは、生活である…
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